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未体験ゾーン

「善悪の基準も細分化された。
善の中にもファッショナブルな善と、非ファッショナブルな善があった。」

―村上春樹 『ダンス・ダンス・ダンス』



別にアレなんだけど、もしかしてコレがアレだって人もいるかもしれないから、アレします。
例のアノ件のことなんですが―。
…あれ?全然ピンとこないすか?アレですよアレ。
僕がアレしてアレがすごい出てきて、アレが大変なことになる例のアレですよ。


…とかなんとか書いてみたけど、なんにも話が見えてこないですね。
電力と時間とお金と体力の無駄なのでさっくり話しますけど、
僕が殺しの依頼を受けた話です。あの話の続きを書きます。


やはり思っていた通り、なかったことになりました。そりゃそうだ。
いきなりそんな重要な役を回せるか!って話ですよ。
その代わりっちゃーなんなんですが、
逆に、殺される役になりました。


もう撮影日が来るのが楽しみなのと不安なのが入り混じって、何だか気が気じゃないっすよ。
スケジュール帳には「朝6時、殺される」と赤ペンでしっかりと記し、
前日行きたかったイベントがあったけど、
寝坊しちゃ大変だと思って行きませんでしたよ。
いや本当はチケット取れなかっただけでしたよ。
でも寝床についたのはめっちゃ早くて、
夜10時にはふとんに入ってましたよ。
でも予想通り寝れませんでしたよ。寝たの3時ですよ。


そんで先日、撮影に参加してきました。
行ったら結構人がいて、監督(っていうか〇っちゅですよ)以外、全員知らない人でしたよ。
いやぁピンチですよ、僕、人見知りするんですよ。
でもさすが、僕はひとり上手でしたよ。
手持ち無沙汰になって、別に飲みたくない缶コーヒー2本、一気飲みしましたよ。
お腹痛くなりましたよ。そりゃそうですよ。最終的にお腹から血が噴き出しましたよ。
刺されてね。見知らぬ男に包丁で一突きですよ。リハ含めたら4~5突きですよ。
下腹部血まみれで倒れましたよ。頭のそばを普通に車が通りましたよ。轢かれかけましたよ。
ホントに死んじまうじゃねえかっつってね。まだお迎え来るのは早えよっつってね。
Do You Kyoto?運動の御老人たちが血まみれの僕を見てニヤついてましたよ。
「撮影?」って何回も聞かれましたよ。
本当に刺されてたら御老人に律義に会釈してる場合じゃないですよ。
赤ん坊が僕のお腹を見てグズるのやめましたよ。でも僕の顔見てまたグズり出しましたよ。
本番はうまくいきましたよ。連携プレーが大事ですよ。
殺人犯の人はすごい気さくな人でしたよ。殺人犯なのに一番気さくでしたよ。
そのフレンドリーさが殺人の場合怖いですよ。
終わってみたら、みんないい人でしたよ。やや打ち解けた感じになって良かったですよ。
なんか血のりの付いたTシャツもらいましたよ。


今回、すごい楽しかったっす。良い経験させてもらったっす。早起きしてよかったっす。
今週、不思議と楽しいことばかりでしたっす。
食事に誘ってもらったり、他校の学園祭に行ったり、勧められた映画が面白かったり、
みんなのお陰っす。あざぁっす。


※僕はめっちゃ小さくしか映ってませんので、
 多分普通に見たら気が付きません。そういうもんです。

# by FOOK-4 | 2010-11-08 03:31 | 文章  

鴨川は干上がりました

スキンは今のやつ(白髭浜)が良いと思います

スキンって何ですかね

肌のことかな?

やっぱり馬場くんの文章力は洛西随一だな

馬場くん最近パワー発散してるのかな
あの馬場くん独特のノリ やっぱり洛西随一だな

片野くん半年会ってないな
東京の居酒屋で社員してるらしいな
体こわしてないかな

けんけんは記者になったんだっけ
早く記者をやめて、池上彰みたいになればいいのにな

僕はまだ3回生だからな
僕はどうなるのかな?

このブログもそろそろ1年半だな
来年の2周年は京都駅ビル1棟まるまる貸しきってパーティーします

参加費4500万円ですが


from Yurio

# by FOOK-4 | 2010-10-25 12:44 | 文章  

少年花火

「人は他殺も自殺もできないときには道化になるしかない。」
―ヘンリー・ミラー



なんか最近駄目だ。いらいらしてる。なんとなく。
何に?と訊かれると困る。なんとなくなんだから。
「腹が立ったからって人を傷つけたらいけないよ」と、
某無名のシンガーにそう諭されるものの、
なんだかフガフガしてしまう。
彼らはもう歌うことを辞めてしまったけど、
一体何をしているんだろう。

…と思って調べてみたら、
2人とも音楽活動を続けているようです。
ああよかった。
昔京都に来たときにライブに行けなかったから、
なんとなく心残りだったんだ。

大学に入ってから話の種として、
「どんな音楽を聴いているの?」という話になった時に、
一時期彼らの名前をいつも挙げていたんだけど、
誰も彼らの名前を知らないもんだから、
いつの間にか名前を口に出さなくなっていた。

いいのになぁと思いつつも、
でもちょっと暗いしなぁとも思ったりして、
人に薦めずらかったりもしたんだけど。
野弧禅っていうバンドです。

ジャンルはフォークです。
でもこれはハードコア・フォークと分類されうると思います。
そしてはっきり言って、若干暗いです。
でもかなり熱いと思います。
なんか暗いと思われるかなと思うんだけど、
こういう歌ってもっと聴かれてもいいと思うんです。


関係ないけど、近頃、思っていることがうまく言葉にできない。
僕の言葉に妙な感触を抱いた人がもしいたら、申し訳ない!


さらに関係ないけど、今日、タワレコに行って、
WEEZERの新譜を購入しました。泣きメロ万歳。


※ここまで読むまでもなく、スキンを前のやつに戻しました。
なんかこの方が居心地よくない?そうでもない?
「前のに戻して」とか、「この方がいいよ」とか、「新しいの作れ」とか、
なんか意見があったらお願いします。

# by FOOK-4 | 2010-10-20 05:31 | 文章  

Smells Like Teen Spirit

…Our little group has always been
And always will until the end.

―Nirvana 『Smells Like Teen Spirit』




最近あったことを、プレイバーック。


10月初旬、殺人の依頼をされる。

「なんか3人くらい殺す感じだから。」
と、さらっと言い渡される。

それに対して僕は、
「あ~はいはい、3人殺っちゃいますか、よ~し、やるか~」という、
ちょっと引っ越しを手伝うぐらいのテンションで快諾した。

なんて書くと、今の時代、すごいですから、
ウチに警察来ちゃいますよ。まぁ一回来ましたけどね。違いますからね。

友達が映画作ってて、
キャスティングにかなり苦労してるようで、
そこで演技経験なんてない僕に、
「なんか人殺しそうな顔してるからさ~」
と楽しげに、友人は殺人犯役に選んでくれたのでした。

まぁ、結果的にやっぱナシで…っていう方向になるっぽいですけどね。



10月上旬、学校でゆりおと久しぶりに会う。
曽根ちゃんとも池ちゃんとも。
よくわからないノリで屋上でビールを飲んだら、
ワクワクする感じで池口宅で、ピザを肴にビールでサッカー日韓戦。
ちょっと思い出すだけでもなんかあとで泣けてきそうな、
ありふれた夜のようでいて、実はそうじゃないような普通の日。

と、ここでその思い出をぶち壊すようだけど、
今考えてみると、追加で食べた冷凍のピザがなんかクサかったんだろうなー。
そうだよ、ピザってあんなニオイするんだから。
ピ〇ポテトのニオイを目をつぶって確かめたら、
ここではないどこか匂い立つあの場所を感じることができるんだから。

あの時の僕は、楽しいなぁと思う反面、なんか微妙にスメルだな~とも思っていて、
そのせいで、「だれかの足が激烈にスメルなんじゃないか?」と、
考えたってしょうがないことに僕の頭のCPUの80%は稼働していた。

もちろん、初めは自分を疑ったさ。「あ…オレか…!?」という地味な恐怖が心を一瞬支配したさ。
でも、きっと理解してくれると思うけど、
「オレのはこういうタイプのスメルじゃない…」と人は自分の属性を把握しているものなので、
すぐに自分をリストから外したさ。まったく卑怯な奴さ…。

でも非常に微妙な問題なんですよ、これは。その場で話題にもしづらいからね。
だってもし女の子が・・・過激派のテロリストだった場合・・・これはもう…
「One for All, All for One」の精神で、嗅覚の完全撤退、
鼻から脳の電気信号を完全にシャットダウンするほどのスルー、
完封を超えるパーフェクトゲームを遂行しなければならない。
だがもし、それがムリだ、どうしても相手の猛攻を抑えられない、という場合は仕方がない。
選手全員による、全員野球だ。打たせて取る、その意識で勝ちにいこう。
ゲームを楽しもう。大丈夫。相手だっていつか気付く。その類稀なる才能に。
彼女がそれに気付いて、「いやなんかホントみんなマジごめん」という表情になってしまったら、
選手全員の全力プレー(フォロー)が必要になる。
例えば今風邪気味で鼻が詰まっているというのだという虚偽の申請や、
季節外れの花粉症で最近鼻が詰まって辛いのだという事実無根の嘘八百、
最近公衆トイレでヨガをするのにハマっている、みんなもどうか、というどうかしてるお誘いなどで、
最臭兵器を持ったテロリストの心を、北風ではなく太陽の力で穏やかに解きほぐしていくのだ。
ラストは巧みに足を避けた胴上げで締めくくれば、あの日見かけたアゲハが肩に舞い降りる…
てな感じで行かなきゃいけなくなる。だから中々言いだせない。

いや、もしかしてそんな事実はまったく無く、
実際は、自分の鼻の中が何かごくたまに臭くなる、あの感じなのか?
って書いて何人共感してくれるんだ?
こういう非・共感の積み重ねで、またどんどんモテなくなるんだ。
-の状態から、さらなる-の状態へ。

日韓戦はドローで決着がつかなかった。あの(どうでもいい)真相の決着も。
まあ多分犯人はピザだ。全部食ったらノットスメルズライクティーンスピリットだったんだ。
というかくさいことの何がいけないんだろう。クサくていいじゃないか。
この際、いや何の際かわからないが、
同じ釜の、スメル飯食ってきたような、スメル仲になりませんか、みなさん。
そんなスメルなセリフを最後に。さよなら。

# by FOOK-4 | 2010-10-14 04:23 | 文章  

AHO!体験

「オレは男 少なくともそうでありたいと努力している」
―ジミ・ヘンドリックス 『ステッピング・ストーン』 (1969)





今から考えれば、完全な思い込みだった。
初めて君の存在を知ったとき、
なにか…気になる存在ではあったんだ。
でも、こうして立て続けに君の名前を目にするようになると、
この淡く、不確かな想いは、徐々に固まっていった…。
これが大きな間違いだとは知らずにね…。

次第に、僕の中で君の理想像を作っていた。
君の本当の姿を見ようともせずに…。
今日、コンビニで雑誌を立ち読みしてたら、
君の姿を雑誌の中に発見した。
その瞬間、
僕は、「まさか」という想いを抱くと同時に、
フッ…と軽く吹き出してもいた。
そうだったのか…。







っていうか…







藤代冥砂って、男だったの!?
知らなかった。
完全に黒木メイサの影響で、女だと思ってた。

これじゃ奈良美智のときの二の舞だ。
ミチ(女)じゃなくて、ヨシトモ(男)だなんて。
なんなんだ、この地味な感じのトラップ。

伊集院静(♂)、亀井静香(♂)、T.M.Revolution(1人)といった、
幾多のトラップをくぐり抜けてきてもまだ、
この世界にはまだ、数多くの危険なトラップが存在しているのだ…。



…そうだ。みんなで考えよう…。
名前のこと…世界のこと…平和のこと…
ノーモア…LANDMINE(地雷)。





―「彼だけ不幸」は地雷除去を進めるグローバルな企業を応援します―

# by FOOK-4 | 2010-09-17 21:07 | 文章